車が住宅に突っ込み20歳と14歳死亡 広島・福山

 15日午前1時10分ごろ、広島県福山市柳津町の県道交差点で、同市神辺町の解体作業員、松田海馬さん(20)運転の5人が乗った乗用車が道路脇の住宅に衝突し、松田さんと、同乗していた同市沼隈町の中学3年、前田ななみさん(14)の2人が死亡したほか、同乗していた男性(19)が重体で、19歳と20歳の男性2人も重軽傷を負った。

 福山西署によると、5人は知人同士。松田さんの車は対向車線にはみ出し、ガードレールを突き破って住宅に衝突したとみられる。住宅は木造2階建てで、当時2人がいたが、けがはなかった。住宅は午前4時ごろ、衝突した車を撤去させる際に倒壊した。現場は緩やかな左カーブで、署は松田さんがハンドル操作を誤った可能性があるとみて調べている。

 住宅に妻と住む男性(47)は「寝ていたら『ドン』という地震のような揺れがきた。地震だと思って外に出たら車が突っ込んでいた」と話した。(西晃奈、燧(ひうち)正典)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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