辛坊治郎氏、川崎20人殺傷事件で渦巻く「死ぬなら一人で」論争に「議論すること自体がダメだとか発言すること自体がダメだという風潮には断固反対したい」(スポーツ報知)

 1日放送の日本テレビ系報道番組「ウェークアップ!ぷらす」(土曜・前8時)で川崎市の20人殺傷事件に関連して岩崎隆一容疑者へ「死ぬなら一人で」との意見にネット上などで賛否両論が起きていることを特集した。

 番組では事件後にテレビ番組やネット上に岩崎容疑者へ「死ぬなら一人で」などの趣旨のコメントや書き込みがあったことを紹介した。これに対し「川崎殺傷事件『死にたいなら一人で死ぬべき』という非難は控えてほしい」とNPOほっとプラス代表理事で聖学院大学人間福祉学部客員准教授の藤田孝典氏がネットに投稿したことも番組では紹介した。この藤田氏の投稿にネット上では賛否両論が渦巻いた。

 辛坊治郎キャスターは今回の問題を「ただ何か発信するたびにネット上でその発言は不謹慎だっていう不謹慎狩りってあるじゃないですか。若干、それと同じ匂いがするのは議論すること自体、発言すること自体もダメなんだということになると何も解決していかないんで」と指摘した。

 その上で「例えば引きこもりのみなさんと犯罪との関連性、私はないと思います。つまり引きこもりじゃなくなったっていっぱい同じことするわけだから。だけど、そこに原因があるかないかっていう議論自体を封じるっていうことが最近よく目立つんで、私はそこが非常に問題だと思うんですが」とコメントした。

 さらに「私は議論すること自体がダメだとか、発言すること自体がダメだという風潮には断固反対したいと思います」と訴えていた。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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