近隣住民憤り「こんな事件は今までない」川崎刺傷(日刊スポーツ)

28日午前7時40分ごろ、川崎市多摩区登戸新町の路上で、私立カリタス小学校(多摩区)のスクールバスを待っていた児童17人、大人2人の計19人が男に次々と刃物で刺された。

【写真】無差別事件が起きたファミリーマート登戸新町店前の路肩に添えられる献花

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「なぜこんな静かな町で」「悔しい」。登校中の児童らが犠牲となった事件に、近隣住民や関係者らは一様に悲しみと憤りを語った。現場の前に住む男性(79)は午前7時45分ごろ、「助けて」と叫ぶ子供の声や悲鳴に驚いて外に出たという。「血しぶきを浴びたのか、白いシャツが血に染まった女の子がぼうぜんと座り込んでいた」。登戸には60年住んでいるというが「こんな事件は今までない。子どもの命を奪うとは」と怒りをあらわにした。

近くに住む主婦(89)によると、スクールバスは基本的に低学年の児童が使用。登戸駅から線路沿いを歩いてバス停に向かうルートも確立されており、登校時間にはいつも50~100人ほどが、行儀よく整列して並んでいたという。「職員の方も要所要所に立っていた。これまで何事もなかったのに。本当にかわいそう」と悲しそうな表情を見せた。

一方、現場の目の前のマンションに住む会社員男性(26)は、容疑者とみられる男が市バスのバス停前で、グッタリと横たわっている姿を目撃。「全身血まみれで、黒っぽい服装にも血が染み込んでいた」と振り返った。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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