逮捕の少年3人、実際には顔見知りか 4人を再逮捕へ 銀座強盗事件

 東京・銀座の時計店で8日に起きた強盗事件で、逃走後にマンションに侵入した容疑で逮捕された少年4人のうち3人は、事件前から面識があったとみられることが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は近く4人を強盗と建造物侵入の両容疑で再逮捕する。

 捜査関係者によると再逮捕されるのは、いずれも横浜市に住む飲食店アルバイトの19歳▽職業不詳の19歳▽私立高校3年生の18歳▽無職の16歳。4人は共謀して8日午後6時18分ごろ、東京都中央区銀座8丁目の高級時計店「クォーク銀座888店」に侵入し、店員にナイフを向けるなどしてショーケースからロレックスの腕時計などを奪い取った疑いがある。精査の結果、被害品の販売総額は3億円以上という。

 警視庁によると、4人は逮捕後に「お互いのことは知らない」と供述。同庁が4人の交友関係を調べたところ、アルバイトの19歳少年が主導的な立場で、別の19歳と16歳の少年とは事件前から面識があったという。同庁は、お互いの関係性に関する供述は虚偽で、口裏合わせとみている。面識があったとみられる3人と18歳少年の関係性は引き続き調べる。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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