逮捕の日大前理事長の妻、虚偽の税務申告に関与か 共謀の疑いも

 日本大学前理事長の田中英寿容疑者(74)が脱税容疑で逮捕された事件で、東京地検特捜部が、前理事長の妻が共謀したとみて捜査していることが分かった。妻は前理事長の資金を管理していたとされ、特捜部は前理事長の虚偽の税務申告に関わった疑いがあるとみて調べている。

 関係者によると、特捜部は田中前理事長について、妻と共謀の上で、2018年と20年に取引業者らから受領した計約1億2千万円のリベート収入などを申告せず、約5300万円を脱税したとして所得税法違反容疑で逮捕したという。

 妻は前理事長あての約1億2千万円の一部を受け取ったほか、自身が経営するちゃんこ屋も現金授受の場所になるなど、取引業者らと夫婦ぐるみで付き合っていた。さらに妻は役員報酬を含めた前理事長の資金全般を管理し、税理士との窓口にもなっていたという。特捜部は所得隠しや虚偽申告に妻も関与した疑いがあるとみている。

 一方、妻は体調不良による入院中で事情聴取は困難とされており、特捜部は慎重に捜査している。

 また、田中前理事長の隠し所…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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