逮捕監禁、死体遺棄容疑の男を殺人疑いで3度目の逮捕 一方的好意か

 山梨県笛吹市芦川町上芦川の道路脇で女性の遺体が見つかった事件で、山梨県警は死体遺棄容疑などで逮捕した同市八代町の会社員山口正司容疑者(55)を14日、殺人の疑いで再逮捕し、発表した。山口容疑者は、容疑を認めているという。

 県警によると、山口容疑者は9月29日午後9時から10時までの間に、笛吹市芦川町上芦川の路上で、隣に住んでいた地域相談員古屋美紀さん(当時54)を、殺意をもって、固い棒状のものや手などで何度も暴行を加えて殺害した疑いがある。山口容疑者は古屋さんに一方的に好意をもっていたとほのめかしているという。山口容疑者が古屋さんが職場から帰宅した後に監禁し、車に乗せて山中に連れて行き、殺害したとみている。

 山口容疑者は、「殺すしかないと思った」と供述しているといい、県警は被害者の女性への思いがかなわず犯行に及んだとみている。

 山口容疑者は古屋さんを車で連れ回したとして10月上旬、逮捕監禁の疑いで逮捕された。その後、死体遺棄容疑で再逮捕し、今回で3度目の逮捕。笛吹署に捜査本部を設置して捜査を進めていた。平山亜理

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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