過疎の集落、救うのは「宇宙」 オーロラ研究者の決意

【ひと】広島県の過疎の集落で、まちおこしをする「宇宙博士」 井筒智彦さん(34)

 東大の大学院で博士号を得たオーロラ研究者が移り住んだのは、広島県にある過疎の集落だった。井筒智彦さん(34)の夢は、社会と直接関わる仕事につくこと。宇宙の知識を生かし、人口減に悩む集落のまちおこしをする――。そんな試みが実を結び始めた。

 広島県北広島町にある過疎の集落で、宇宙飛行士に扮し、子どもたちに宇宙の魅力を伝えている。

 「宇宙博士」が開く流れ星観測会など年に10回以上のイベントはソーシャルメディアや口コミで広まり、計6千人余りが参加。「夢や希望を見つけてほしい」と語る。

 東京都出身。高校生のころ、テ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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