道志村の人骨三つ、美咲さんと一致 DNA型鑑定で判明 山梨県警

池田拓哉

 山梨県警は9日、捜索を続けている道志村の山中の沢で5月31日に発見された三つの人骨について、DNA型鑑定の結果、2019年に近くのキャンプ場で行方不明になった千葉県成田市の小倉美咲さん(不明当時7)と一致したと発表した。

 三つの人骨は、右前腕部の骨と右肋骨(ろっこつ)、右すね付近の骨。5月31日に別にもう一つ発見されていた人骨のようなものについては、司法解剖で人骨と確認できなかった。人骨と未確認のままDNA型鑑定をしたが、身元の特定にも至らなかったという。

 付近の沢沿いでは人骨が相次いで見つかっている。このうち右肩甲骨や左すね、右前腕部の骨の一部については、県警がすでにDNA型鑑定で美咲さんのものと断定。「美咲さんは死亡していると判断した」と発表し、死亡の経緯などを慎重に調べている。(池田拓哉)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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