道路工事で必要な警備員の国家資格、合格証を偽造容疑 社長らを逮捕

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華野優気 高井里佳子

 幹線道路の工事現場などに配置する警備員について、必要な国家資格の合格証を偽造したなどとして、大阪府警は26日、大阪市中央区の警備会社「ジャスト・ワン」役員の池田昌弘容疑者(63)ら6人を有印公文書偽造・同行使の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、偽造したとされるのは国家資格の「交通誘導警備業務2級検定」の合格証。池田容疑者らは共謀し、同社が設立された2020年以降、合格証を偽造した上で府警による昨年の立ち入り検査に際して提示した疑いがある。

 警備業法では、主に国道や都道府県道といった幹線道路の工事現場などで、検定に合格した警備員を1人以上配置することを義務づけている。配置が必要となる現場は、各地の公安委員会が交通量や過去の事故件数などを参考に判断する。

警備業界の人手不足 背景か

 検定試験では、通行人や車両…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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