都内の待機児童数、ほぼ横ばい 「ゼロ」達成は40自治体に拡大

 東京都は26日、認可保育所などに入れなかった都内の待機児童数が今年4月1日時点で286人だったと発表した。前年の同じ日と比べると14人減で、ほぼ横ばい。記録が残る1970年以降では、過去最少だった。都の担当者は、「各施設の空き定員などを柔軟に活用し、引き続き待機児童ゼロをめざす」としている。

 今回、都が公表した待機児童数には、特定の保育所だけを希望して入れなかった子などは含まれない。

 都によると、待機児童の多くは市町村部で出ており、286人中274人を占めた。区市町村別では国分寺市の38人が最多で、日野市33人、町田市30人と続いた。区部は世田谷区10人、墨田区2人の計12人で、前年よりも20人減った。待機児童が0人だった自治体は昨年より六つ増え、40区市町村だった。

 都内の待機児童は2017年…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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