都医師会長にカッターナイフ送った疑い 「感染症対策に疑問」男逮捕

増山祐史

 東京都医師会の尾崎治夫会長(71)の勤務先にカッターナイフの刃を送ったとして、警視庁は無職の男(51)=長野県小布施町=を脅迫容疑で逮捕し、16日発表した。容疑を認め、「私がやったことだと思う。医師会の感染症対策に疑問を持っていて、私の気持ちを伝えたかった」と供述しているという。

 捜査1課によると、男は2021年1月12日ごろ、尾崎会長が経営する東京都東久留米市内のクリニック宛てに、「オザキハシケイ」と手書きした紙とカッターナイフの刃を入れた封筒1通を送って脅迫した疑い。都医師会関係者からの相談で捜査し、封筒の捜査で男が浮上したという。

 男は、西村康稔・経済産業相や吉村洋文大阪府知事らにも同様の行為をしたとして、大阪府警などに脅迫容疑で逮捕されていた。都内でも他に同様の被害が数件あり、同課が関連を調べている。(増山祐史)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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