酒気帯び状態で車両基地内の列車を運転 構内運転士の男性が計8回

松永和彦

 JR西日本は20日、京都府向日市の吹田総合車両所京都支所(車両基地)で、「構内運転士」が酒気を帯びた状態で列車を運転していた、と発表した。少なくとも、2021年11月から今年12月までの間、計8回、同様の状態で業務をしていたという。

 JR西によると、構内運転士はJR西が業務委託している子会社の「JR西日本メンテック」(大阪市淀川区)の60代男性社員。基地内に限り、車両の入れ替えや移動の業務にあたる。12月15日に社外からJR西に連絡があり、発覚したという。

 本来は業務前の点呼時に、検知器でアルコールチェックを点呼者と対面でしなければならないが、男性は1人で検知し、記録簿にも虚偽の数値を記載するなどしていたという。

 社内の内規で、検知器の数字がゼロ以外の場合は運転することが出来ない決まり。JR西の聞き取りに対し、男性は「検査は早朝にあり、乗務までには時間が空くので、酒も抜けて大丈夫だろうと思った」という趣旨のことを話しているという。

 JR西車両部の佐々木厚担当課長は会見で、「重大な事象であり、実態が把握出来ていなかった。再発防止に向けて改善を図っていきたい。深くおわび申し上げます」と陳謝した。(松永和彦)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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