野村被告「あの人は刺されても……」 工藤会トップ公判

 指定暴力団工藤会トップの総裁野村悟被告(73)とナンバー2の会長田上不美夫被告(64)の第43回公判が16日、福岡地裁であった。2013年に襲撃された看護師の元同僚が別の公判で証言した様子を収めたDVDが法廷で流された。元同僚はそのなかで、事件後に野村被告が勤務先の北九州市のクリニックを訪れ「あの人は刺されても仕方ない」と言ったと語った。

 DVDは、事件に関わった元組幹部の公判で元同僚が証言した内容を収録したもので、検察側がこの公判に証拠として提出した。

 野村被告はこのクリニックで局部の増大手術と周辺の脱毛治療を受けた後、術後の仕上がりや看護師の対応に不満を持つようになったことがこれまでの公判で明らかになっている。

 DVDではさらに、襲撃された看護師が、脱毛治療で痛がる野村被告に対し「入れ墨よりは痛くないやろ」と強い口調で言ったと、元同僚が証言する場面もあった。

 元同僚はこの日、別の場所で「…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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