金銭トラブルきっかけに殺害か 容疑の72歳男を送検 長崎殺人事件

 長崎県大村市で14年前、同居していた40代の女性を殺害したとして、馬場恒典容疑者(72)=大村市三城町=が殺人容疑で逮捕された事件で、女性が馬場容疑者と同居する前に夫を病気で亡くし、保険金を得ていたことが捜査関係者への取材で分かった。県警は、この保険金をめぐって馬場容疑者と女性の間に金銭トラブルがあった可能性があるとみて調べている。

 県警は3日午後、馬場容疑者を長崎地検に送検した。

 馬場容疑者は2009年4月中旬~5月、大村市の無職松永千賀子さんを鈍器のようなもので複数回殴り、殺害した疑いが持たれている。馬場容疑者は容疑を否認している。発表によると、松永さんの両親が同年10月、県警に行方不明届を出していた。18年、県警は諫早市内の山林にあったプレハブ倉庫で大部分が白骨化した遺体を発見。松永さんと判明した。

 捜査関係者によると、松永さ…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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