銭湯じゃないの?居酒屋なの? 大阪・アメリカ村で話題

朝倉義統

 大きな富士山が店内の壁に描かれ、タイル張りのカウンターに座れば、まるで湯船につかっているよう――。銭湯のような店構えの居酒屋が、大阪・ミナミのアメリカ村にオープンし、SNSで話題を集めている。

 「スタンド酒場 焼売(シューマイ)銭湯」。店内では、シューマイの蒸し器が湯気を上げ、おでんは桶(おけ)で出される。銭湯につきものの瓶入りの牛乳のほか、ご当地サイダーもある。

おでんは桶入り お勘定はアヒル!

 お代は券売機で買うアヒルのおもちゃで払う。1羽90円で、おでん(630円)なら7羽、冷やしそうめん(450円)なら5羽。3月の開店直後から「かわいい」と女性客がSNSで取り上げた。

 番頭(店長)の堀岡悠耶さん(24)は「現金をやりとりせず、コロナ対策も兼ねています。コロナが終息したら、アメリカ村に来る人が必ず寄ってくれるお店にしたい」と意気込む。(朝倉義統)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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