長崎・雲仙の土砂崩れ現場、16日も不明者見つからず

安斎耕一

 長崎県雲仙市で13日未明に起きた土砂崩れ現場は16日、生存率が下がるとされる「72時間」が過ぎた。この日も自衛隊や県警などが約230人態勢で行方不明の森保啓(やすひろ)さん(67)と娘の優子さん(32)の捜索を続けたが発見に至らず、午後4時半過ぎにいったん打ち切られた。

 市などによると、この日は家屋前の道路をふさぐ木の除去を継続。道路の下側から優子さんのものとみられる軽自動車を見つけた。付近では家屋の屋根とみられる部分も確認できたという。

 現場では森さんの妻の文代さん(59)が死亡し、巻き込まれた別の住宅で男性1人が重傷を負った。

 長崎県内では17日未明から再び大雨の予報が出ており、17日の捜索は午前8時半ごろに再開する予定だ。(安斎耕一)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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