長崎・雲仙の2人不明の土砂崩れ現場で1人の遺体発見

安斎耕一

 長崎県雲仙市小浜町で13日未明に土砂崩れが起き、近くの住宅に住んでいた森文代さん(59)が亡くなった現場で17日、1人の遺体が見つかった。森さんの夫の保啓(やすひろ)さん(67)と娘の優子さん(32)が行方不明になっており、県警などは2人のどちらかの可能性があるとみて、身元の確認を進めている。

 市などによると、この日は午前8時半に県警や消防、自衛隊など総勢約200人態勢で捜索を開始。天候不良などで中断を挟みながら捜索を続けたところ、午後3時55分ごろ、優子さんのものとみられる軽自動車の近くで1人を見つけた。午後4時34分、現場で医師が死亡を確認した。行方不明者がもう1人いることから、県警などは18日午前8時半から約220人態勢で捜索を再開する。

 この現場では、巻き込まれた別の住宅でも男性1人が重傷を負った。(安斎耕一)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment