隠れミッキーはどこ? ディズニー、待ち時間の楽しみ方

 過去最長とみられる待ち時間は約11時間――。東京ディズニーランド・ディズニーシー(千葉県浦安市)が抱える大きな悩みが、長い待ち時間だ。ぐったりしてしまうこともあるが、実は楽しく過ごせる仕掛けや方法があるらしい。ディズニーファンの間で知られている待ち時間の楽しみ方とは――。

 「絵の中に隠れミッキーがいます。探しながら待ってくださいね」。新型コロナウイルスの影響で入園者を制限しても、30分待ちのディズニーシーの「タートル・トーク」。キャストが声をかけると、並んでいた人たちが、壁にある巨大な絵に目をこらし始めた。

 映画「ファインディング・ニモ」に登場するウミガメ、船内の様子……。「いた!」と男の子が絵の右上を指さした。よく見ると、ミッキーの形の小さな雲。居合わせた千葉県船橋市の男性会社員(23)は「ミッキーを探したことで時間を短く感じた。童心にかえることができました」。

 こうした「隠れミッキー」は米国ディズニー社のデザイナーの遊び心で誕生した。それが待ち時間のストレス軽減に一役買っている。探してみると、園内のあちこちにある壁の模様や鍵穴などがミッキーの形になっているらしい。

 一体、どこにあるのか。運営す…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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