雨の日でも安全第一 自転車の正しい乗り方(ウェザーニュース)

梅雨時は雨の日が多くなりますよね。通勤や通学、買い物などに自転車を使っている人にとっては、困る時期でもあります。雨の日の自転車利用は危険も付きまといます。

ウェザーニュースで調査を実施したところ、75%の人が雨の日に自転車に乗っていて「ヒヤリ・ハット」した経験があると回答していました。 回答者からは「タイヤが縁石などで滑り、転倒した」「水溜まりの上でブレーキがうまく効かず、倒れそうになった」「傘で前が見えなくて、何度か危ない目にあった」「傘を差して運転しているときに風にあおられて、バランスを崩した」というコメントがありました。 雨が降っているときは、自転車を運転しないことがベストではありますが、それができない場合はどうしたらよいのでしょうか。雨天時の自転車の安全な乗り方を紹介しましょう。

「自転車の正しい乗り方」は交通の教則に書かれている

雨が降っているから、仕方がない。傘を差しながら運転しよう。……そのように考える人もいるかもしれませんが、自転車の傘差し運転はやめるべきでしょう。 「交通の方法に関する教則」(国家公安委員会告示)を見ると、自転車の正しい乗り方についても記載があります。「第3章 自転車に乗る人の心得」をひもとくと、「第1節 自転車の正しい乗り方」とあり、さらに「1 自転車に乗るに当たっての心得」とあります。この(5)には次のようにあります。 (5) かさを差したり、物を手やハンドルに提げたりして乗るのはやめましよう。犬などの動物を引きながら自転車に乗るのも危険です。 「かさを差して、自転車に乗るのはやめましょう」と明確に書かれているのがわかりますね。

傘差し運転も、固定式傘も、やめましょう

また、(7)には「傘を自転車に固定して運転するときも、不安定となったり、視野が妨げられたり、傘が歩行者に接触したりするなどして、危険な場合があります」とあるので、傘を自転車に固定して使用するのはやめたほうがよいでしょう。 考えてみると、傘を広げると、その分、幅をとることは、常識的にもわかります。ということは、歩行者や自動車などの走行の邪魔になるのです。 傘を使わない(使えない)とすると、どうしたらよいのでしょうか。それはやはり、雨着(レインウェア)を着用するとよいでしょう。 『自転車の交通安全ブック 自転車の安全な乗り方』(編集/発行 全日本交通安全協会)にも、「雨の日に自転車に乗るときは、(略)雨合羽などを着るようにしましょう」と書かれています。その雨合羽などは、自動車の運転者や歩行者から見えやすい明るい色のものがよいでしょう。

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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