電動自転車のバッテリー盗が急増 横行する手荒な手口、利用者の憤り

 電動アシスト自転車からバッテリーが盗まれる被害が各地で相次いでいる。昨年は東京都で過去最多を更新し、大阪府でも前年の約2・8倍、愛知県も少なくとも3・2倍に増えた。利用者自身も対策を求められている。

 東京都中野区のアパートから電動アシスト自転車のバッテリー(2万5千円相当)を盗んだとして、当時19歳の少年が昨年12月に窃盗容疑で警視庁に逮捕された。

 調べに対し、少年は「遊ぶ金がほしかった」と話した。バッテリーは寿命の目安が5年以内の消耗品で、買い替えると3万~5万円ほどの費用がかかる。買いたい人から、フリマアプリで注文を受けた後、街なかで盗み、売っていたという。

電動アシスト自転車のバッテリーはどんな場所で盗まれやすいのか、警視庁が昨年の被害についてまとめました。駐輪場や道路上はともに全体の約1割にとどまり、利用者の油断をつかれる状況が浮かび上がりました。

 その手口は、鍵で固定された…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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