電車に置き忘れた捜査書類見つかる 70代女性、自宅に持ち帰ったか

岩田恵実

 警視庁竹の塚署(東京都足立区)の40代女性巡査部長が捜査書類を電車に置き忘れて紛失した問題で、同庁は12日、この書類が都内の70代女性宅で見つかったと明らかにした。防犯カメラの映像を調べるなどしたところ、女性が自宅に持ち帰っていた可能性が浮上。同日正午ごろ、女性宅で署員が書類を確認した。

 署によると、女性は「他の人には見せていない」などと話しているという。署は経緯などをさらに詳しく聴く方針だ。

 見つかった書類は「事件記録証拠品送致票(甲)」で、検察庁に送致した容疑者7人の氏名や罪名、送検時に提出した証拠品の目録などが記されていた。

 紛失したのは10日午前11時ごろで、巡査部長は東京地検からこの書類を入れたケースを持って署に戻る際、地下鉄日比谷線の電車の座席に置いたまま北千住駅で降車していた。(岩田恵実)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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