震度7と3.11以来の大津波警報 家族と「連絡とれない」叫ぶ声

【動画】地震直後の金沢市内の家の中の様子=齋藤誠司撮影

 新しい年を迎えた1日の夕方、石川県を中心とする広い地域を最大震度7の大地震が襲った。繰り返す緊急地震速報と余震、そして東日本大震災以来の大津波警報。見えぬ被害の全体像と今後に人々は震えた。

 震度6強を記録した石川県七尾市では、道路の寸断や建物の倒壊が相次いでいる。朝日新聞記者が1日夜、市内に入ると、あちこちで道路の隆起や地割れがあり、車が立ち往生していた。道路の中央線が50メートルほど割れているところもあった。

避難した先で「夜をどう過ごすか」

 病院職員の島啓介さん(49)は妻の実家に帰省中、国道を車で走行していた時に七尾市で地震に遭遇した。「車が大きく揺れ、道路が豆腐のようにぐにゃぐにゃと割れた。映画のようだった」

 30分以上歩いてコンビニに…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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