震災の死者1万5900人、2523人が不明 身元判明は1年で3人

 警察庁は9日、東日本大震災から11年になるのを前に、1日時点での被害状況を発表した。死者は12都道県で1万5900人、行方不明者は6県で2523人。この1年で死者は1人増え、行方不明者は3人減った。

 都道県別の死者は、岩手4675人、宮城9544人、福島1614人、茨城24人、千葉21人、東京7人など。DNA型の鑑定などから新たに身元を特定したのは宮城県東松島市の女性(当時61)、同県石巻市の女性(同92)、岩手県山田町の男性(同78)。いまも身元がわからない遺体は岩手47人、宮城6人の計53人。

 新たに身元が確認されたうち、東松島市の女性は市内の工場敷地内で昨年2月に遺体が見つかり、翌月に身元が特定された。

 行方不明者は岩手1110人、宮城1213人、福島196人、青森1人、茨城1人、千葉2人。警察は毎月11日を中心に捜索を続けている。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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