飲酒運転の常連客の身代わりに 容疑で居酒屋店主ら書類送検 大阪

 店で飲酒した後に車で事故を起こした常連客に頼まれ、店員を身代わりにしたとして、大阪府警は30日、居酒屋店主の男(34)=大阪府泉佐野市=を犯人隠避教唆容疑で書類送検し、発表した。容疑を認めているという。

 泉南署によると、居酒屋の常連客の男(31)が3月10日未明、泉南市の国道26号で酒を飲んで軽トラックを運転した。店主は男と共謀し、男の処罰を免れようと、店のアルバイト店員の女(30)に身代わりになるよう依頼した疑いがある。

 常連客は道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑などで、店員は犯人隠避容疑で、それぞれ書類送検された。2人も容疑を認めているという。

 署によると、常連客は運転中に中型トラックに追突。自分の車が動かなくなり、店主に「来てくれ。飲酒運転がばれる」と連絡したという。店員は店主からの依頼で現場に行き、「自分が運転していた」と警察官に申告していた。

 常連客の右手に事故の際にできたとみられる擦り傷があり、身代わりの疑いが浮かんだという。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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