安倍晋三首相は6日午前、広島市の平和記念公園で開かれた「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」に出席した。首相はあいさつで「被爆者の方々に対しては支援の必要性をしっかりと受け止め、原爆症の認定について、できる限り迅速な審査を行う」と述べた。 首相はまた、「核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の取り組みをリードしていく」と強調した。そのうえで、今年で発効50年を迎え、来年4月までに再検討会議が開かれる核兵器不拡散条約(NPT)について「結束した取り組みの継続を各国に働きかける」と述べた。 世界中に感染が拡大する新型コロナウイルスにも触れ、「1発の原子爆弾により廃虚と化しながらも、先人たちの努力によって見事に復興を遂げたこの美しい街を前にしたとき、現在の試練を乗り越える決意を新たにする」と語った。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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