香港とミャンマーに贈るトランペットの音 ネットで反響

 香港とミャンマー言論の自由が抑圧される中、福岡市のトランペット奏者が動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿した演奏が反響を呼んでいる。香港の民主化デモで歌われた「香港に栄光あれ」の再生回数は2万回を超え、現地のネットメディアにも取り上げられた。ミャンマーで国軍のクーデターに反対する人々の間で歌われている曲も投稿している。

 「言論の自由はどの世界でも発展の礎にあります」「音楽は世界の共通語、平和の象徴です。(中略)この演奏が香港でつらい境遇にある方々、苦しんでいる方々に力をお与えできれば、これにまさる喜びはありません」

 飯野千春さん(63)は動画の冒頭、日本語と英語で自己紹介とともにこうあいさつし、ピアノ伴奏に合わせてトランペットを奏でた。演奏を終えると、「グローリー・トゥ・ホンコン(香港に栄光あれ)」と呼びかけ、右腕を突き上げた。

 この演奏活動を報じた香港のネットニュースに対し、香港市民から「サポートをありがとう、飯野さん」「この曲を忘れることはできない。香港人頑張ろう」などの声が寄せられた。

飯野さんは約30年前に香港との縁がありました。今回の演奏では、伴奏者探しに苦労したそうです。

 飯野さんは20代だった19…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment