駅弁で21都県270人が食中毒 青森・八戸の製造会社が営業禁止に

 青森県八戸市の総菜製造会社「吉田屋」で製造された弁当を食べた人が体調不良を訴えている問題で、市保健所は23日、弁当が原因の食中毒だと断定し、吉田屋を営業禁止の処分とした。

 市保健所によると、吉田屋で15、16日に製造・納品された弁当は、全国各地のスーパーや駅弁フェアなどで販売された。食べた人のうち、21日までに市保健所に、静岡県の81人、福島県の34人、埼玉県の32人など21都県の計270人が嘔吐(おうと)や下痢などの食中毒の症状を訴えたと報告があったという。

 発症者の便や未開封の弁当から黄色ブドウ球菌セレウス菌が検出されたことや、発症者に共通する食事が吉田屋製造の弁当に限られることなどから、市保健所は弁当を原因とする食中毒と断定した、としている。

 営業禁止としたのは、食品衛…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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