高浜1・2号機再稼働、町議会が来月上旬「同意」判断へ

 関西電力が40年超運転を目指す高浜原発1、2号機(福井県高浜町)について、高浜町議会は23日、議会運営委員会と全員協議会を開き、再稼働を求める請願と陳情について11月上旬に採決することを決めた。再稼働に対する「地元同意」を判断する。その後、野瀬豊町長が判断する。

 原発の運転期間は東京電力福島第一原発の事故後、法律で「原則40年間」と定められた。ただ、原子力規制委員会が認めれば、最長20年間延長できる。原子力規制庁によると、高浜1、2号機のほか、関電美浜3号機(福井県)、日本原子力発電東海第二(茨城県)の計4基が認可されている。

 関電は美浜3号機を来年1月、高浜1号機を来年3月、高浜2号機を来年5月に再稼働させることを見込む。再稼働すれば、新制度の下、国内初の40年超運転となる。

 高浜町議会は定数14のうち、…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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