鳥インフル「やっぱり来たか」、再び検査始める地域も

 鳥インフルエンザが福岡県宗像市で25日に確認されたことをうけて、養鶏が盛んな九州各県と山口県は警戒を強める。

 肉用と採卵用をあわせた鶏の飼育数が全国最多の鹿児島県。今月、ツルのねぐらで採取した水から2例、カモのふんから1例の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出され、警戒中だった。そのさなかに福岡県で発生したことに、県担当者は「農家にはこれまで以上に危機感を持ってほしい」と強調する。

 肉用の飼育戸数が全国1位の宮崎県は、2003年から昨季に国内農場で発生した高病原性の鳥インフルエンザ51事例のうち20事例を占める。県は25日、すでに県内にウイルスが持ち込まれている可能性があるとみて、農場に緊急の一斉消毒を呼びかけた。担当者は「最大限の注意を呼びかけている」という。

 長崎県はこの日、消毒用消石灰を農家に配り始める日だった。担当者は「やっぱり来たか」と話した。

 大分県も福岡県で発生をうけて…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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