鹿児島4歳児死亡、母親の交際相手を処分保留で釈放

 鹿児島県出水市で、交際相手の4歳の娘を殴ったとして、暴行容疑で逮捕された同市の建設作業員の男性(21)について、鹿児島地検は21日、処分保留で釈放した。理由は明らかにしていない。

 男性は、8月27日夜、交際する女性の長女で、同居する大塚璃愛來(りあら)ちゃん(4)の頭部を1回拳で殴ったとして、同31日に暴行容疑で逮捕されていた。県警によると、男性は容疑を認めていたという。

 県警によると、璃愛來ちゃんは8月28日、男性に出水市内の病院に連れて行かれたが、同日深夜に死亡した。男性は「風呂でおぼれた」と言い、県警が司法解剖した結果、水死した疑いがあった。県警は、死亡の経緯などについて引き続き捜査する。

 璃愛來ちゃんは以前住んでいた同県薩摩川内市内のアパート近くで県警に計4回保護され、鹿児島中央児童相談所が4月、ネグレクト(育児放棄)と認定していた。(小瀬康太郎)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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