鹿屋基地への無人機配備計画 日米の現地調査始まる 3月までに2度

奥村智司

 海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)への米軍無人偵察機MQ9の一時配備計画をめぐり、日米合同の現地調査が28日、始まった。3月4日までの予定で、基地の通信などの設備を点検する他、米軍関係者の基地外での宿泊を検討するため、市内の民間ホテルや飲食店などの受け入れ態勢も調べる。

 在日米軍防衛省の計15人ほどが調査にあたる。28日午前、米軍横田基地東京都)から関係者が自衛隊機で鹿屋基地に到着し、調査を始めた。すでに24日から在日米軍が市内の民間業者へ電話やメールで問い合わせを行っている。

 28日に始まった「基礎調査」を踏まえ、3月中に5日間ほど「細部・専門的調査」を日米の計40人で実施し、鹿屋基地への無人機配備について判断するという。無人機は今春以降に7機前後を1年ほど運用し、軍関係者ら約100人が駐留する見通し。(奥村智司)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment