(あすを探る 科学技術)「証拠」ぶつけ合う代わりに 内田麻理香(朝日新聞デジタル)

 科学大国である米国は、科学不信の風潮と対峙(たいじ)し続けてきた。神によって天地万物が創造されたとする「創造論」が教育現場で教えられ、進化論教育と対立してきた。国民の約4割が進化論が過ちと信じているという調査もある。2017年には地球温暖化に懐疑的なトランプ大統領が誕生した。人間の活動が気候変動に影響を与えるというのは科学では主流の見方にもかかわらず、「ポスト真実」の時代が訪れたことに科学者たちも危機感を募らせている。
 地球温暖化懐疑論を信じる人は、科学的知識が欠けているのか? 法学者ダン・カハンの調査によると、共和党支持者で人間の活動が地球温暖化の原因だと考える人の割合は、民主党支持者の場合より少ない。…… 本文:1,609文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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