(社説)ゲノム編集食品―「選べる」ことが必要だ(朝日新聞デジタル)

 これでは消費者の利益よりも、役所の都合を優先させているとしか思えない。
 肉厚のマダイや栄養成分を強化したトマトなど、ゲノム編集技術を使って遺伝子を操作した食品について、改変した旨の表示を見送る方向で検討が進んでいる。消費者庁が先月、「義務化は困難」との見解を示し、近く最終決定するという。
 厚生労働省はすでに、別の生物の遺伝子の挿入・残存がなく、現にあるDNAの一部を切断して変異を加えるだけなら、「遺伝子組み換え食品」に該当せず、安全性審査も不要とする方針を決めている。
 そうした変異は自然界や既存の品種改良でも起きており、特に問題になっていないというのが理由だ。…… 本文:1,013文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

朝日新聞社



Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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