(社説)古墳と世界遺産―学術調査が欠かせない(朝日新聞デジタル)

 大阪府の堺、羽曳野(はびきの)、藤井寺3市に広がる「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」が世界文化遺産に登録されることになった。
 宮内庁が「仁徳天皇陵」として管理する国内最大の前方後円墳「大山(だいせん)古墳」をはじめ、4世紀後半から5世紀後半に築造された49基からなる。喜びに沸く地元では、気球を飛ばして古墳を上空から見るプランが飛び出すなど、観光客の呼び込みへ盛り上がりを見せている。
 ただ、登録は遺産として保存し、後世に継承することが目的だ。ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会は審議で、古墳群が市街地にありながら保存管理され、住民運動によって開発から保護された例もある点を評価した。…… 本文:1,057文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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