(経済季評)芸人も研究者も供給過剰 新しい職種、生む道へ 松井彰彦(朝日新聞デジタル)

 芸能界が「闇営業」問題で揺れている。TVでもおなじみの芸人たちが次々と所属事務所から謹慎処分などを受け、人気番組のMCを降板した芸人も出た。「闇営業」と聞くと、かなり怪しい感じがするが、どうやら業界用語では所属事務所を通さない営業のことで、「直営業」とも呼ぶらしい。今回の「直営業」が問題になったのは、その相手が反社会勢力だったことにある。
 しかし、問題の根底にあるのは、芸人に関する需要と供給のアンバランスだ。多くの芸人にとって、事務所を通す正規の仕事だけでは食べていけない。あるお笑い芸人の話によると、3千人くらい活動中のお笑い芸人がいるとして、自活できるのは200~300人くらいだという。…… 本文:2,128文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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