(考論 長谷部×杉田)参院選、何を問うべきなのか(朝日新聞デジタル)

 説明責任を果たさない行政府に、行政監視の役割を放棄する立法府。安倍晋三首相は「安定した政治」と胸を張るが、政治の機能不全が目につく。4日に公示される参院選で、主権者はなにを問うべきなのか。長谷部恭男・早稲田大教授(憲法)と杉田敦・法政大教授(政治理論)に語り合ってもらった。(構成 編集委員・高橋純子)▼1面参照

 ■立憲主義、反するふるまい常態化 杉田/政治家の劣化、国の崩壊招く恐れ 長谷部
 杉田敦・法政大教授 26日に閉会した通常国会では、予算委員会の開催日数が過去10年間で最少でした。参院では、野党は国会規則に基づき、3分の1以上の委員による「開会要求書」も出しましたが、与党は拒否した。…… 本文:2,974文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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