２５日連続感染者ゼロの鳥取県・平井伸治知事、３９県での緊急事態宣言解除に「政府は出口戦略を示すべき。そうでないと国民も頑張れない」（スポーツ報知）

　１４日放送の日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜・後１時５５分）では政府がこの日、全国３９県について緊急事態宣言を解除する方針であることについて特集した。

　番組には、国より早く新型コロナウイルス対策に取り組み、県内の新規感染者２５日連続ゼロを達成している鳥取県の平井伸治知事（５８）がリモート出演。今回の解除について、「国民の皆様の一致団結の成果です。２週間前の連休にじっと我慢して家にいた成果が出たと評価できます」と話した。

　続けて「これで気をゆるめたら、再感染、拡大ということになります。これを避けるために気をゆるめずに徐々に経済活動の再開をさせていく。この案配が難しいです」と平井知事。「まずは政府が出口戦略を示すべき。そうでないと、国民も頑張れない」とし、「私たち（知事）には半ば強制的な休業要請の権限があったが、（解除で）通常の権限に戻ってしまう。これまでパチンコ屋さんなどに出していた休業要請はどうしたらいいのか、そこは難しいところです」と続けた。