ANAとJAL、まさか?のコラボ 聖火運ぶ特別機

 2020東京五輪の大会組織委員会は25日、ギリシャから日本に聖火を運ぶ特別輸送機のデザインを公表した。炎を模した赤いグラデーションと、聖火ランナーが金色の大地を走る様子を、ボーイング787の白い機体にあしらった。運航は日本航空と全日本空輸が共同で行い、ライバル同士のロゴが並ぶ初めての機体となる。

 輸送機は来年3月19日にギリシャで聖火を引き継ぎ、日本に向けて出発。翌20日の日中に航空自衛隊の松島基地(宮城県東松島市)に到着する。聖火リレーは26日に福島県からスタート。国内各地を回り、開会式のある7月24日に新国立競技場へ聖火が届けられる予定だ。

 ギリシャから日本までの聖火の運び手は、金メダリストの野村忠宏さんと吉田沙保里さんが担うことも発表された。野村さんは「聖火を持って帰る大役。アスリートとして誇りに思う」、吉田さんは「日本のみなさんが笑顔になってくれることを期待して、大事に持って帰りたい」と話した。(高橋尚之)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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