2億超の現金、貸金庫に隠していたケースも 昨年度の大阪国税局査察

堀之内健史

 大阪国税局は15日、2021年度に管内2府4県で査察部が調査を終えた事件が29件だったと発表した。新型コロナの影響で過去最少だった昨年度に続く少なさ。調査した29件の脱税総額は約17億円、悪質性が高いという理由で検察庁に告発した事件は21件だった。

 税目別では法人税が11件と最多。消費税が7件、無申告と国際事案がいずれも4件だった。業種別では、不動産業の脱税が11件で最多だった。脱税した金は預金しているケースが目立ったが、高級腕時計の購入や、貸金庫に現金計2億4900万円を隠していた事件もあったという。(堀之内健史)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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