有馬記念で3年連続3着になるなど、GⅠレースで活躍した元競走馬のナイスネイチャ。16日に34歳の誕生日を迎え、プレゼントの代わりに引退馬たちへのサポート費用を募る「バースデードネーション」が始まった。
昨年は、スマートフォン向けゲーム「ウマ娘」効果で、寄付額が目標の18倍に。今年は目標額を引き上げたが、開始から6時間で達成し、関心の高さは続いている。
ナイスネイチャは、人間の年齢では100歳近い高齢だ。現在、生まれ故郷の北海道の牧場で余生を送っている。
ナイスネイチャを所有する認定NPO法人「引退馬協会」(千葉県香取市)は、引退した競走馬の余生をサポートしており、今年のドネーションを寄付プラットフォーム「Syncable」(https://syncable.biz/campaign/2506
引退馬たちが乗馬など次の舞台で活躍できるよう再調教する費用850万円(5頭分)を募ると、16日午前9時の開始から6時間で目標を達成。さらに3頭分をサポートできるよう1360万円に引き上げた。Syncableによると、目標額を達成しても期間中は寄付できる。
沼田恭子代表理事は「おだやかな余生を一頭でも多くの引退馬に過ごしてほしい」と話す。
引退馬への支援は年々広がっ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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