3400万円脱税容疑 下請け水増し、電気工事業者告発

 売り上げの一部を除外する手口で約1億4千万円の所得を隠し、脱税したとして、名古屋国税局が電気工事業者「フジホールディングス大阪」(大阪府吹田市)と有馬義人社長(59)を法人税法違反の疑いで名古屋地検に告発したことがわかった。

 関係者によると、同社は自社が受注した内装工事などを下請け業者に外注する際、請求書の金額を水増しするよう依頼。発注元に対し、自社分は少なく、下請け分は水増しして請求し、それぞれに代金を支払わせたうえで、下請けから水増し分を有馬社長の個人口座に振り込ませていた。下請け業者は赤字で法人税を納めていなかったという。

 同社はこうした方法などで所得を少なく見せかけ、2018年9月期までの3年間で約3400万円を脱税したとされる。追徴税額は重加算税を含め約6千万円とみられる。

 有馬社長は取材に「売り上げの一部をプールし、会社の運転資金などに充てていた。反省している」と話した。すでに修正申告したという。民間調査会社などによると、同社は09年11月に設立、建物の保守や維持管理などを手がけている。19年9月期の売上高は約6億1千万円。(大野晴香)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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