40万円相当のコンパニオン接待も 国道工事入札めぐり贈収賄事件

 千葉県北千葉道路建設事務所(成田市)の発注工事の入札をめぐり、業者に便宜を図った見返りに現金などを受け取ったとして、県警は10日、同事務所長の白藤徹容疑者(54)=千葉市緑区あすみが丘東1丁目=を収賄容疑で、同県印西市の竹内建設社長の竹内一雅容疑者(51)=千葉市中央区中央3丁目=を贈賄容疑で逮捕し、発表した。県警はいずれの認否も明らかにしていない。

 捜査2課によると、白藤容疑者は2023年4~10月ごろ、同事務所が所管する公共工事で7月に入札があった国道464号の道路改築工事(成田市馬場)で便宜を図った見返りとして、竹内容疑者から複数回にわたり、現金計約20万円と竹内容疑者が所有する千葉市内のマンションの一室で飲酒などを伴うコンパニオンの接待(計約40万円分)を受けた疑いがある。

 白藤容疑者は1992年に採用され、2023年4月から現職。同事務所で取り扱う入札や契約に関する事務を統括する立場で、工事の予定価格などを把握できる立場にあったという。

 捜査2課は10日、千葉中央署に捜査本部を設置した。約80人態勢で事件の全容解明を進める。(宮坂奈津、杉江隼)

7年前にも幹部ら逮捕 県土整備部「また信頼裏切る結果に」

 北千葉道路建設事務所を所管…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment