40代保育士、新型コロナで重症 群馬の感染者は初

 群馬県は7日、同県太田市在住の40代の女性保育士が新型コロナウイルスに感染していることを確認した、と発表した。県内での感染者確認は初めて。女性は県内の病院に入院中で、重症という。県は感染の経緯や濃厚接触者の把握を急いでいる。

 県によると、女性は2月27日に太田市内の保育所に出勤。この日に体調不良になった。29日に38度の発熱があり、県内の医療機関を受診。せきや息苦しさが続いたため、6日に再び別の医療機関を受診し、肺炎の疑いと診断された。帰国者・接触者外来である医療機関を紹介されて受診し、新型コロナウイルス感染の疑いがあるとして、そのまま入院した。PCR検査を受け、7日に陽性が確定したという。

 2月28日と今月2日はマスクをつけて出勤したが、3日以降は出勤していないという。発症前の2週間に海外渡航歴はなく、移動手段はマイカー。公共交通機関は利用していない。女性が訪れた医療機関では、他の患者と接触しない措置が取られていたという。(寺沢尚晃、森岡航平)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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