5人死亡のバス事故から半年、現場で安全運転呼びかけ 北海道八雲町

野田一郎

 北海道八雲町野田生の国道5号で5人が死亡し、12人が重軽傷を負った事故から半年となった18日、事故現場では八雲署員や地元の安全運転管理者協会などの人たちが発炎筒を並べて、通行車両に安全運転を呼びかけた。

 事故が起きた時間の正午ごろ、雪が降りしきる中で、佐々木良幸署長らが歩道に花を手向け、車道に向かって1分間の黙禱(もくとう)を捧げた。林芳由紀・交通課長は「この事故を風化させることなく、関係機関と協力しながら死亡事故抑止を進めていきたい。冬はスリップ事故が多発するので、車間距離を十分にとってほしい」と話した。

 事故は6月18日に発生した。乗客15人が乗った都市間高速バスに多数の豚を運搬するトラックが衝突し、バスの乗客3人と双方の運転手が亡くなった。(野田一郎)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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