5年前に9歳だった次女の頭を殴ってけがをさせたとして、北海道警は7日、留萌市千鳥町4丁目、父親の会社員若松良樹(38)と継母の無職香織(37)の両容疑者を傷害の疑いで逮捕し、発表した。良樹容疑者は容疑を否認し、香織容疑者は一部認めているという。道警と検察、児相の3者で被害児童らから聞き取りをする「司法面接」を通じ、容疑が裏づけられたとしている。
道警によると、逮捕容疑は、2016年2月ごろ、共謀して自宅で次女の頭を複数回殴り、2週間のけがをさせたというもの。
捜査関係者によると、同年2月、次女の弟が体調不良を訴えて病院を受診した際、やけどやけがをしており、次女も体の痛みを訴えた。虐待が疑われたことから、同年3月に旭川児童相談所(児相)が道警に通報。両容疑者は道警の調べに「遊んでいてけがをした」などと話し、きょうだいへの暴行を否認したという。
その後、司法面接を複数回実施。当初、次女は両容疑者からの暴行について口を閉ざしたが、次第に説明するようになったという。道警は、弟への虐待がなかったかも調べている。
次女らは、児相の判断で児童養護施設で保護されているという。(榧場勇太)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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