50歳になったナナちゃん 同級生、後輩、先輩もお祝いに駆けつけた

 28日は名古屋駅近くの巨大マネキン「ナナちゃん」の50歳の誕生日。名駅のシンボルとして親しまれるナちゃんをお祝いしようと、この日は多くの人がナナちゃんの前に集い、それぞれの思いを胸に見上げた。

 ナナちゃん前ではお祝いのセレモニーがあり、名鉄学園桂幼稚園の園児約50人がバースデーソングなどの歌をプレゼント。先着777人には、特製の「ナナチャーム」が配られた。

 ナナちゃんは身長6・1メートル、体重600キロ。名鉄百貨店の広報部員という肩書もあり、広告塔として、これまで620着以上の衣装に着替えてきた。50歳の特別衣装は、カラフルな動物や人、花、風船が描かれたワンピース姿だ。愛知県出身の日本画家、古家野雄紀さんがデザインした。

100歳、50歳、25歳も祝福

 ナナちゃんと同じく28日が50歳の誕生日だという名古屋市名東区の中野友佳子さんは、青と黄色の花束を持参。ナナちゃんと記念撮影を行った。

 「子どものときから同じポーズで写真を撮っていた。幼なじみみたいな存在」と中野さん。大勢の人が詰めかけたお祝いムードに「自分も祝ってもらっているみたい」と喜び、「ナナちゃんみたいに若々しくいたい」と笑った。

 名古屋市千種区の犬飼重久さんは1924年生まれで、まもなくナナちゃんの倍の年齢100歳を迎える。ナナちゃんの着替えを楽しみに、これまで1週間から10日ごとにナナちゃんの前に足を運んできた。

 撮影した写真は印刷し、友人…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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