アドビが3月4日、今後も定期的にテレワークを実施したいと回答した人が93.2%にのぼるという調査結果を発表した。
調査対象は都内勤務で過去3カ月以内にテレワーク勤務を行なったことのある男女500人で、テレワーク中にやむなく出社した経験がある人は64.2%(「頻繁にある」21.4%、「ときどきある」42.8%)もいることも明らかになった。出社した理由は書類への捺印やサイン、オフィスに保管してある紙の書類の確認などだという。
テレワークを実施して感じた業務上の課題は「会社にある紙の書類をすぐに確認できない」や「プリンターやスキャナーが(家に)ない」「自分以外の仕事の進捗が確認しづらい」「会社から正当な評価が受けづらい」などがあがっている。
コメンテーターの記者でノンフィクションライターの石戸諭氏は「(現状では)判子を押してくれとかサインしてくれっていう会社が多いし、契約書などの重要な書類を紙で持っていることがセキュリティーにつながるということもあると思うので、仕方ない部分もあると思う」とコメント。
石戸氏が「やむなく出社したとしても、すぐに帰ればいい。会議などであればオンラインでやればいいと思うが」と続けると、キャスターを務めるテレビ朝日の大木優紀アナウンサーも「会議中とかの雑談であれば軽く言い出せるアイデアも、メールなどを通すとなると言いにくくなるなどもある。また、サボる人も出てくるのではないかと思ってしまう」とテレワークの課題について語った。
大木アナの意見に対して石戸氏も「そうだと思います」と同意し、「成果物を出さなければいけないし、マネジメントが大変だと思う」と課題についても指摘した。
(AbemaTV/「けやきヒルズ」より)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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