70年大阪万博の太陽の塔 初代「黄金の顔」約30年ぶりお披露目

岡純太郎

 1970年に開催された大阪万博のシンボル「太陽の塔」の頂に据えられていた初代の「黄金の顔」が、万博記念公園大阪府吹田市)で11日から公開される。来場者に当時のにぎわいを伝えることで、2025年の大阪・関西万博に向けた機運を盛り上げるねらいだ。

 万博公園内で新たに11日に開館する「EXPO’70パビリオン別館」の目玉として展示される。太陽の塔の外側には過去、現在、未来を表す三つの顔があり、「黄金の顔」は未来の象徴とされる。初代のものは直径10・6メートルで、1992年の改修工事で2代目に取り換えられて以来、約30年ぶりに公開される。

 開館時間は午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで)。水曜休館。11日から当面の間は混雑が見込まれるため、午前9時50分から同館近くで整理券を配布する。(岡純太郎)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment