90代女性が熱中症の疑いで死亡 都内で今年初

 連日猛暑が続くなか、13日も東北から九州にかけ、気温が上昇し、午前中から35度以上の猛暑日を記録する地点も相次いだ。東京都内では12日、90代の女性が熱中症の疑いで救急搬送され、病院で死亡が確認された。気象庁は警戒を呼びかけている。

 気象庁によると、静岡県川根本町で37・2度、愛媛県愛南町で36・7度、大分県豊後大野市で36・6度、千葉県船橋市で36・3度、東京都千代田区、三重県紀北町でそれぞれ36・1度を観測。正午時点で全国64地点で猛暑日となり、512地点で30度以上の真夏日となっている。

 13日の最高気温は東京の都心や埼玉県熊谷市、静岡市で37度、甲府市で36度、仙台市や大阪市、福岡市で35度にのぼると予想され、同庁は東京や千葉、埼玉など関東地方の7都県で熱中症警戒アラートを発表。外出はなるべく避け、室内をエアコンなどで涼しい環境にして過ごすよう呼びかけている。 東京消防庁によると、都内で死亡した90代女性は12日朝から体調が悪く、救急隊員が到着した時には心肺停止状態だったという。同庁が熱中症の疑いで救急搬送した人のうち、死亡が確認されたのは今年に入って初めてという。熱中症による救急出動の増加が今後も見込まれることから、同庁は救急相談センター(♯7119)の利用も呼びかけている。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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