Bリーグ・千葉ジェッツ社長、異例の「10カ月」退任。新社長はモンストで実績(BUSINESS INSIDER JAPAN)

新社長はモンストイベント手がけた実績

千葉ジェッツは新経営体制を発表した。田村新社長は、2019年に取締役に就任しており、同時に千葉ジェッツの親会社であるミクシィの執行役員スポーツ事業本部・本部長でもある。過去にモンストのeスポーツ大会など大規模イベントで陣頭指揮を取ってきた。

ミクシィは2017年に千葉ジェッツのスポンサーになり、2019年4月に千葉ジェッツの株式の過半数を得てグループ化した。これまでも千葉ジェッツとアリーナの新設計画などを協議してきているが、今後はいっそう本格的に経営参画していくことになりそうだ。

田村新社長はリリースで意気込みをコメントした。(コメントはリリースより抜粋)

「新しい経営体制では『千葉県をバスケットボール王国にする』というビジョンを掲げ、地域に根差し、県下における競技人口の増加を目的としたバスケットボールの普及、地元から多くのプロの輩出を目指した選手育成の強化、そしてブースターの皆さまや競技者たちに憧れを持ってもらえるような、強く魅力的なトップチームづくりを行ってまいります。

千葉ジェッツふなばし成長の源泉である『地域愛着』をこれまで以上に重んじながら、成長のために新しいことは取り入れ、時代の流れに合わせた変化ができる強く柔軟なクラブ経営の実現を目指します。そして、千葉ジェッツを100年続くクラブチームに成長させるべくクラブ代表として尽力することをお約束いたします」

千葉ジェッツ支えた名物経営者はBリーグチェアマンに

一方で、千葉ジェッツの経営を支えてきた功労者がチームを離れる。2012年に就任し、当時破綻寸前だった千葉ジェッツの経営を立て直した島田会長は、Bリーグのチェアマン就任が発表されている。今後はリーグ全体を統括する立場に移る。

「2020年6月30日をもって株式会社千葉ジェッツふなばし代表取締役会長を退任することになりました。昨年の8月20日に代表取締役社長を退任し、会長として経営のサポート役に徹してまいりましたが、このタイミングで完全にクラブを離れることを決意いたしました。非常に厳しい経営環境でありますが、新経営陣、フロントスタッフ、チームを信じて託します。

ブースター、パートナーをはじめ千葉ジェッツを取り巻く全ての皆さまに心より御礼申し上げます。これからも千葉ジェッツふなばしへの変わらぬご支援をお願いします。およそ8年半の長きにわたり本当にありがとうございました。感謝」(リリース文より)


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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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